2007年03月05日
◆これぞ絵本!な絵本
スイミー/レオ・レオニ(谷川俊太郎訳)
小学生の運動会、各学年に創作ダンスというのがあって、そのとき踊った「がんばれスイミ~♪」というフレーズが、今も頭の中に残っているが、そういえば原作はあまりよく知らなかった。
ところが今になって読んでみると、心が洗われるような素晴らしい作品だと分かった。
赤い魚の群れの中、一匹だけ黒いスイミー。考えた末、スイミーが取った行動は、みんなが集まって大きな魚を作り、自分は目になるというものだった。
その、みんなで大きな魚になるという行動は覚えていたものの、そこにいたるまでのスイミーの孤独を、今回初めて感じて涙した。イヤハヤ、大人社会にも子供社会にも、また魚社会にも、同じ悲しみは存在するのである。
海の中の絵は、谷川俊太郎の訳もまた素晴らしいので、心が疲れている方にぜひおススメしたい。
ちなみに今回は、aroha姉の紹介、代筆aroha妹。
姉は、これを店頭で読んで(つまり、姉もまた立ち読みしていた。似たもの姉妹)号泣したという。
Posted by aroha at 13:35│Comments(6)
│子供むけ絵本
この記事へのコメント
妹よ、良い絵本とは、探したらあるものだな、、
出会えた喜びに、完敗!
みなさまも 是非読んでください。
出会えた喜びに、完敗!
みなさまも 是非読んでください。
Posted by aroha 姉 at 2007年03月05日 20:51
おはようございます。
6才の娘は、本がダイスキです。
毎日読んでいます。
arohaさんたちの本の紹介とてもありがたいです。
これからも、よろしく^^
6才の娘は、本がダイスキです。
毎日読んでいます。
arohaさんたちの本の紹介とてもありがたいです。
これからも、よろしく^^
Posted by さえかパパ at 2007年03月06日 07:06
さかえパパさんこんにちは!
こんなマイナーブログをありがたいと言ってもらえるこちらがありがたいです。
その内ネタが尽きたら、(いや、むしろ必ずつきますが)他の情報を増やそうと思っていますので、よろしくおねがいします!!
こんなマイナーブログをありがたいと言ってもらえるこちらがありがたいです。
その内ネタが尽きたら、(いや、むしろ必ずつきますが)他の情報を増やそうと思っていますので、よろしくおねがいします!!
Posted by aroha妹 at 2007年03月06日 11:57
スイミーは家に十何年前からあります。長女が小さい頃に買いました。美しい絵本ですね。水の中のお話しって癒されます。
Posted by みっちゃん at 2007年03月06日 16:31
子どもの小学校の教科書に出てました。
朗読大会でクラスの題材にしてましたね。
とってもよいお話です。
朗読大会でクラスの題材にしてましたね。
とってもよいお話です。
Posted by ふく at 2007年03月07日 10:18
みっちゃんさん、ふくさんこんにちは! スイミー大反響です。
ちなみに魚社会にいじめが存在するというのは、会社で魚を飼っている姉が間のあたしにした実話です。
よい話をよい話と感じて、ゆたかな気持ちを養いたいものですね。
ちなみに魚社会にいじめが存在するというのは、会社で魚を飼っている姉が間のあたしにした実話です。
よい話をよい話と感じて、ゆたかな気持ちを養いたいものですね。
Posted by aroha妹 at 2007年03月07日 11:10